水戸好文ロータリークラブ

審査員長賞

タイトル 「dinosaur kingdom」

学校名 水戸高等特別支援学校・高等部2年

作者名 岸 希来里

大好きな恐竜を大画面の迫力たっぷりに描きました。
今にも恐竜たちの話し声が聞こえてきそうです。

作者は細かい作業が得意で、皮膚の質感の細かな表現を黙々と描きました。

恐竜たちの背景には木炭を使用して独特な陰影をつけています。

作成途中には、作品をカラーで仕上げるか、モノトーンで仕上げるか迷う様子もあったのですが、今回はモノトーンのシックな表現となりました。

【教諭 石﨑 奈波 】


ガバナー賞

タイトル 「はよ餌くれ!」

学校名 水戸高等特別支援学校・高等部2年

作者名 櫻井 理人

作者は、動物園が大好きで普段から色々な動物の写真を撮影しています。

本校の写真部に入り、撮影の仕方も上手になりました。
ただ、被写体を撮るのではなく、ブレないようにしたり、上から撮った方が良いか、斜めから撮った方が良いか。
より魅力的に撮ることが出来る方法など、試行錯誤を重ねて撮影をしてきました。

今回は、鹿に餌をあげる様子を収めました。
鹿に餌をせがまれて少し慌てている様子も捉えることが出来ました。
これからもより臨場感のあふれる写真を沢山撮ることが出来るようにしていきたいです。

【教諭 根本 裕子 】


茨城県知事賞

タイトル 「Time is logical」

学校名 水戸高等特別支援学校・高等部2年

作者名 木澤 優輝

数式が好きで普段からいろいろな数式を書いています。

本校の芸術部に入り、それがアートになりました。

色を変えたり図形を入れたり、表現方法にも日々磨きがかかってきました。

今回は廃材となっていたクリアシートを材料にしています。
土台にも木材加工の際に出てきた木くず、校舎に落ちていた葉などを使用しています。
環境にやさしいエコな作品を目指しました。

【教諭 石﨑 奈波 】


水戸市長賞

タイトル 「キラキラ☆やさい」

学校名 水戸高等特別支援学校・高等部3年

作者名 岡部 光希

日本画画材(岩絵具、にかわ)を使用して描きました。

美術の授業で画材の勉強はしていたものの、実際の道具を使うのは初めてです。
「わぁー」「すごい」「きれい」など素直な反応を交えながらの制作となりました。

野菜が浮遊している様子を表現しています。

水彩画は描くほど濁っていきます。
色の鮮やかさ、明暗などを確認しながら彩度を意識した着色を頑張りました。

【教諭 石﨑 奈波 】


茨城県教育長賞

タイトル 「ひつじの もこもこ」
学校名  水戸特別支援学校・小学部4年
作者名 海藤 彩晴

いろいろな生き物の中から 選んだのは もこもこのひつじ!

ざらざら ツルツル ギザギザ ぷつぷつ
いろいろな素材に触れてみた!
ぷつぷつ プチプチが楽しくて 何度も触って押してみたら
ぷちっとつぶれて びっくり楽しい!
ひつじの体に もこもこ いろいろ貼り付けて
最後に お顔をごしごしペタン!
優しい表情のひつじになったよ。

一つ一つのパーツを、大事に大事に貼り付けていました。
台紙が出来上がると、その感触をまた楽しみ、版画を刷ってみると写し出された羊をじっとよく見ていました。

【教諭 渡邊 志帆 】


水戸芸術館現代美術センター賞

タイトル 「残りの人生を送る日」
学校名  水戸聾学校・高等部3年
作者名 篠塚 春

今年の3月に卒業する篠塚君が、小学生の頃から過ごしてきた校舎の中で思い出に残っている場所として選んだのが、中学部棟の理科室だ。

描く場所を探して理科室に入ると、当時飼育していたザリガニが水槽で動いている姿が目に入った。
「まだ生きてた!」、「前と比べて、色が青くなってる。」、「大きさは変わってないし、巣のコップも変わっていない。苔はだいぶ増えてる。」と、ザリガニの様子や水槽内の様子をじっくり観察しながら気付いたことを発言したり、タブレット端末で撮影したりした後、制作に臨んだ。
ザリガニのハサミや足などのパーツを撮影した画像とよく見比べながら、何度も納得のいくまで描き直して描いた。
そして、着彩する際、夜の様子をイメージして塗りたいと本人が相談してきた。
日差しを月の光に置き換えて描きたいとのことだ。
いつも見ていた昼の様子とはまた違った特別感ある絵に仕上がった。

【教諭 吉成喜恵 】


NHK水戸放送局長賞

タイトル 「きれいにかがやく」
学校名  盲学校・小学部5年 小学部6年
作者名 岡田 野乃花  内田 朱花

はじめにワイヤーを使った個人作品を作り、ワイヤーやペンチの扱い方に慣れてきたころに、合同での制作を始めました。

2人で悩んで決めたテーマは「宇宙」。

「星をたくさん吊り下げたい!」「スペースシャトルを作ってみたい!」「ワイヤーを2色混ぜて使いたい!」とアイディアを出し合い、それぞれ分担してパーツを作りました。

一つ一つ吊り下げる場所や長さを確認し、丁寧に時間をかけて完成させた作品です。

【教諭 菊池 享子 】


茨城放送局長賞

タイトル 「ミヤマクワガタの銅板彫金」
学校名  水戸飯富特別支援学校・中学部3年
作者名 常木 優一郎

自然や生き物が好きな優一郎さん。

夏休みに森で見つけた思い出のミヤマクワガタをモチーフに選んで、銅板彫金にしました。

銅板に下絵を描く際に、写真と見比べながら細部の様子まで忠実に描こうと頑張りました。
ヘラを使った彫金では、溝の彫りを工夫し、何度も表と裏を見比べて確認してミヤマクワガタらしさを出そうと頑張りました。

今にも動き出しそうな生き生きとしたミヤマクワガタをぜひ見てください。

【教諭 高津戸 俊夫 】


京成百貨店賞

タイトル 茨城へおいでよ~「いばらぎ」じゃなくて「いばらき」!」
学校名  盲学校高等部2年、高等部1年
作者名 石井 煌士  桑野 美鈴  阿部 瑛治

このグループで年に1回の貼り絵を作り始めて3年目。

生徒たちも楽しみにしていて、「今年も貼り絵、やりますよね!」と、これをやらないと1年が終わらない様子です。

地元愛がとにかく強い3人は、今年も茨城へのありったけの愛情を込めて色紙を貼っていきます。
あまりにいろいろなアイディアが飛び出すので、いろいろな観光やおいしい食べ物が画面の中にギューギューです。

では、作品から3人それぞれの地元への思いを一言。
「茨城のメロンはおいしいよ。やっぱ地元はNo.1♪!!」
「5月のあやめ祭り。花嫁さんに会いに来て!」
「海浜公園のコキアの前で納豆ご飯をパクリ!粘る糸はおいしさの証拠!」

【教諭 小池 英恵 】


茨城新聞社賞

タイトル 「うま と きりん と わたし」
学校名  水戸聾学校・小学部1年
作者名 栗林 和奏

彼女は、紙粘土を使って立体作品を作ることが大好きで、集中して、作品を一気に作り上げていた。

「うま」は、紙粘土に絵の具を混ぜて自分の求める色を作ってから形を作っていた。
特に、たてがみや尾は、いろいろな色の絵の具が絶妙に混ざり、動きをつけた表現がされている。
「きりん」は、紙粘土できりんの形を作ってから、絵の具で色を塗る技法を使っていた。
キリンの口は、餌を食べているかのような動きのある口元を表現しており、彼女の洞察力の高さを感じる作品になっている。
羽や腕、足、目等の対になっているものは、両手で左右同時に作っていき、バランスよく作ることができる。
また、動物と同じ羽をつけた彼女自身を中央に置き、「いっしょに とびたいな。」と言っていた。

大好きな動物たちと一緒に楽しく空を飛んで遊びたいという彼女のねがいがあふれた作品となっている。

【教諭 関谷 芽以子 】


水戸ヤクルト賞

タイトル 「くり vs マグロのおすし」
学校名  水戸飯富特別支援学校・中学部2年
作者名 市毛 翔太

普段の生活では、一見物静かな印象…と思いきや、話し出すと止まらないほどおしゃべりな翔太さん。

お笑いや独創的な発想の動画が好きで、よく笑います。

また、美味しいものも好きで、お寿司やステーキなど、グルメ情報を教えてくれます。
その中でも、マグロのお寿司が好きな彼の美術作品の中には、マグロが隠れていることがあります。

今回の多色刷り版画の作品には、隠さずにドーンとマグロのお寿司が主役。
また、作成時期の秋に栗拾いにはまっていた彼は、この好きなもの同士を組み合わせ、誰も想像しない独創的な対決を表現しました。

さぁ、この戦い、どちらが勝つのか、みなさんのご想像にお任せします。

【教諭 仲野 百合香 】


関彰商事賞

タイトル 「ティラノサウルス」
学校名  水戸聾学校・幼稚部5歳
作者名 浅水杏佳、大友柑奈、片岡湊翔、岸田陽翔、小久保縫、斉藤真生、斉藤祐太良

ばすにのって ぐんぐん すすむと
きょうりゅうのもりに とうちゃく
あるいていくと たくさんの きょうりゅうが いた!
きょうりゅうの せなかも すべったよ
がっこうで どのきょうりゅうを つくりたいか
みんなと そうだんした
ぼくは ティラノサウルスがいい!
だって つよくて かっこいい! 
ティラノサウルスが できた!
さいごに みんな すきないろのかみを
すきなところに はったんだ
あたまとか ほっぺたとか しっぽとかにね
また ティラノサウルスを みたいな

【教諭 根本 里子 】


水戸好文ロータリークラブ会長賞

タイトル 「ヒロ(きかんしゃトーマス)」
学校名  水戸特別支援学校・高等部3年
作者名 白鳥 力丸

とても活発で人気者の力丸さん。

きかんしゃトーマスやチャギントン、太鼓の達人などが大好きです。

今回は、「コロコロアート」といって画用紙を置いたケースに、絵の具をつけたビー玉やパチンコ玉を、画用紙の上で転がし着色を繰り返しながら作品を仕上げました。

力丸さんは、10色(赤、青、黄、緑、白、黒、茶、黄緑、朱、ピンク)の中から好きな色を選び、色のついたビー玉やパチンコ玉を、スプーンを使って器から画用紙の上に落とし、ケースも持って傾けながら転がして着色するのを楽しんでいました。
それを何度も繰り返しながら色選びから着色まで一人で仕上げた作品です。
本人もできた作品を見て満足げでした。

【教諭 田中 雅人 】


入選

タイトル 「風の花畑」
学校名  水戸高等特別支援学校・高等部3年
作者名 長山 拓馬

大好きな風景写真を撮影しました。

この写真は修学旅行先の長崎ハウステンボスで撮影しました。
撮影場所は水辺が多く、花も沢山植えられていて、天気も良かったので、良いシャッターチャンスとなりました。
風車のダイナミックさと綺麗な花達とのハーモニーを意識して撮りました。
今にも良い香りが漂ってきそうに魅せることが出来ました。

【教諭 根本 裕子 】


入選

タイトル 「豊作神社」
学校名  水戸飯富特別支援学校・高等部1年
作者名 河田 翔多

ファイルボックスを制作するにあたって、神社をテーマにしました。

底面は、朝の神社の風景です。
緑色の木の幹や明るい青い空を鳥居へと続く長い階段とともに描きました。

右側面は、夕方の神社で、激しい「動」のイメージを、左側面は、夜の神社で、穏やかな「静」のイメージを対比して描きました。

朝、夕方、夜、それぞれの神社の雰囲気と「明るい未来」への願いが込められた作品です。

【教諭 寺門 敬介 】


入選

タイトル 「炎」
学校名  水戸飯富特別支援学校・高等部3年
作者名 和知 拓見

何事にも真剣に取り組むことのできる拓見さん。

炎をイメージした作品を描きました。

パステルで、表現したい色になるように、何色も重ね塗りをして色をぼかしたり、さまざまな太さの線を描いたりと、自分で工夫し、夢中で描きました。

作品への思いも強く、炎にまつわるゲームのエピソードを話してくれました。

拓見さんの思いの詰まった作品をご覧ください。

【教諭 田中 美恵 】


入選

タイトル 「悪魔」
学校名  水戸聾学校・中学部2年
作者名 廣木 龍斗

たくさんのお面を鑑賞した後、龍斗さんが生活の中で、もしもこんな場面に使えるお面があったらと考えて制作したのが本作品の「悪魔」の面だ。
使用する場面は、【先生におこられた時】だそうだ。
そして、そんな時にこのお面をつけると、【姿が見えなくなって逃げることができる】そうだ。
お面は昔ながらの制作技法の1つである“張り子”を用いて制作した。
土台となる風船に新聞紙と半紙を1枚1枚幾重にも重ねて作り上げた。
角はアルミホイルを使って、イメージどおりの形になるよう調節しながら作った。
着色には、黒は黒でも墨の方が合ってると、ポスターカラーと墨を試し塗りして選択。
ムラのないよう丁寧に着色して仕上げた。
そして、お面を被った時に視界が遮られないように、赤い透明フィルムで目元を覆い、悪魔らしさを表した。
そんな彼のこだわりがつまったお面を使った撮影会では、担任もそのユニークな発想に驚いていた。

【教諭 吉成喜恵 】


入選

タイトル 「でこぼこカーニバル」
学校名  内原特別支援学校・小学部5年
作者名 平戸 壮太

彼のあいさつはとても気持ちが良く、彼に「おはよーう」と声をかけられると、周りが笑顔になる。

彼はダンスが得意で、パワフルで体いっぱいに表現をする。

彼がペンをもつと、大胆に自由に動かす。

この作品にも、彼の大胆さや伸びやかさが表れていると感じる。

【教諭 田丸 慧香 】


入選

タイトル 「僕の家」
学校名  内原特別支援学校・小学部6年
作者名 髙木 優斗

彼は、家族をとても大切なものに考えている。

家族で楽しいことをしたり、美味しいものを食べたりすることが大好きで、家族を大切にしていることを周りに伝えている。

彼の作ったこの作品は、家を表現している。
中にあるテーブルとイス、ベッドには、家族3人揃って座ったり、家族3人肩を並べて寝たりすると話していた。

彼の楽しいこと、うれしいことには、いつも家族みんながいるのであろうと感じている。

【教諭 磯山 佳菜子 】


入選

タイトル 「MY POWER」
学校名  盲学校・中学部3年
作者名 フロレス アンジリン ユ

東南アジアの暑い国からやってきた少女は、日本に来て「あんこ」のおいしさに夢中になりました。

あんこの中でも「どら焼き」は格別です。
どら焼きを食べて、部活の全国大会に向けての厳しい練習も、受験勉強も頑張ってきました。

バナナは故郷の食べ物です。
故郷ではおやつだけでなく、ご飯のおかずとしても食べるらしく、幼いころから傍にあった食べ物です。

どら焼きは、小豆の粒の一つ一つ、皮の焼き具合や厚さ、一口かじった歯型、たくさんのポイントにこだわって作りました。
バナナはカーブの具合や切り口の形、本物のバナナをよく触察して作りました。
日本と東南アジアが融合した作品になりました。これが彼女の元気の源「MY POWER」です。

【教諭 小池 英恵 】


佳作

タイトル 「並木達」
学校名  水戸高等特別支援学校・高等部1年
作者名 根岸 來杜

学校の校庭側の並木を撮影した写真です。

夏から秋への季節の移り変わりがよく表れていて、今にも並木達の話し声が聞こえてきそうです。

作者は、植物の写真を撮るのが好きで、木々への太陽の当たり具合やちょっとした色の変化に気付いてシャッターを向けています。
この並木達も緑色のグラデーションが綺麗で、どこか優しい雰囲気を醸し出しています。

これから季節はどんどん巡っていきます。
木々がお互い協力し合い、たくましく成長しているように、私たちもそうありたい。
そう感じさせられる作品となりました。

【教諭 根本 裕子 】


佳作

タイトル 「ふわふわクラゲ」
学校名  水戸特別支援学校・小学部3年
作者名 三村 啓人

遠足でアクアワールド大洗水族館へ行った啓人さん。

ふわふわきれいなクラゲや、大きくてかっこいいサメ、きらきらしたたくさんのいわしなど、たくさんの魚を見てたくさん笑顔を浮かべながら全身で喜びを表現していました。

図工「きらきら ふわふわ」の授業では、水族館で見た魚たちを作品にしました。

啓人さんは、ひらひらしたものやきれいなものが大好き!
スズランテープを細く割いて手で優しく触り、感触やひらひらする様子を楽しみながら、「ふわふわクラゲ」を作りました。

「ふわふわ」、「ひらひら」と動く様子を楽しみながら見てください!

【教諭 山﨑 美穂 】


佳作

タイトル 「いなダルマ」
学校名  水戸特別支援学校・小学部6年
作者名 稲田 裕弥

アニメのかわいいキャラクターやその絵のやさしい色使いが好きな裕弥さんです。

「張り子を使ったダルマづくり」の学習では、自分でデザインや配色を考えました。
大好きなアニメのキャラクターにも使われている「赤・ピンク・オレンジ」などの明るい色を自分で選びました。
そして、和紙やお花紙を小さくちぎって、風船に一枚ずつ丁寧に貼り付けていきました。

張り子の中には、LEDライトを入れるので、夜にライトを点けたときの様子を想像しながら制作することができました。

ダルマの顔は、裕弥さんのように元気いっぱいで力強い感じになるようにマジックの黒で目を大きく描きました。
4月から元気いっぱいの中学部生になれるように「いなダルマ」と命名しました。

【教諭 米川 観月 】


佳作

タイトル 「オリジナルプリキュア」
学校名  水戸特別支援学校・中学部1年
作者名 松岡 愛澄

いろいろな人とお話しすることや、ふわふわしたもの、紫色が好きな愛澄さん。

美術の時間にはいつも時間いっぱいまで絵を描いたり、色を塗ったりして活動に取り組んでいます。

発泡スチロールのパックを土台にしたお面作りでは、女の子のお面を作ることに決めました。
土台作りでは、新聞紙をちぎってパックに貼れる大きさにしたり、丸めたりして、はがれないように丁寧にボンドを塗って形を作りました。

髪の長さや髪型を自分で選んで決め、好きな紫色を取り入れたツインテールにしました。
ハートの髪飾りがワンポイントです。
最後まで自分で仕上げたいという気持ちが強く、こつこつとがんばって色を塗り、かわいいお面を作ることができました。

【教諭 大島 雅子 】


佳作

タイトル 「自画像」
学校名  水戸特別支援学校・中学部3年
作者名 松本 龍之介

物事に自分なりに工夫して取り組み、コツコツ頑張ることのできる努力家の龍之介さん。

中学3年生の今の自分を見つめて、自画像を描きました。

はじめに顔のパーツの練習をしました。
次に、自分の写真をiPadで撮影しました。
撮影した自分の写真を参考にして「目はこうかな」「口は…」とひとつひとつのパーツを確認しながら下描きをしました。

服の色や背景の色を「どうしようかなあ」と悩みながら決めると、端まで丁寧に色を塗ったり、「髪の毛やまゆ毛は1本1本細い毛が集まっているんだよ」というアドバイスを聞いて、筆を細かく動かして色を塗ったりして、何か伝えたいことがあるような表情が印象的な自画像を仕上げることができました。

【教諭 大島 雅子 】


佳作

タイトル 「I ♡ プリン」
学校名  水戸特別支援学校・高等部1年
作者名 助川 勇輝

いつも明るく元気な勇輝さん。

食べることが大好きです。
アルミホイルを使った「キラキラアート」の授業では、大好物である「プリン」を制作することに決めました。
素敵な器に入ったキャラメルソースがたくさんついたプリンを表現しました。

大きなプリンは、教師と一緒に新聞紙を丸めたりしながら形を作り、その上にアルミホイルを何回も巻きつけました。
キャラメルソースは、アルミホイルを握りしめたり、ちぎったりしながらたくさん作りました。
器やスプーンも教師と一緒に楽しみながら制作しました。
とても素敵な作品に仕上がり勇輝さんも満足げでした。
「ぼくの作ったI ♡ プリン どうぞ召し上がれ」

【教諭 田中 雅人 】


佳作

タイトル 「Reito」
学校名  水戸飯富特別支援学校・小学部5年
作者名 弓野 礼富

普段から自由帳に好きなキャラクターを可愛く描くのが好きな礼富さん。

今回の「名前パズルを作ろう」では、自分の名前をどうやったらかっこ良く描くことができるのかを考え、悩みに悩んだ末にアルファベットの筆記体で描きました。

絵の具の色がなるべく重ならないように、太い筆や細い筆を使い分けながら、鮮やかに色を塗ることができました。

最後は、カッターを使って文字を切り離し、パズルにしました。

【教諭 伊藤 勇哉 】


佳作

タイトル 「ミニすのこ(ゆきだるま)」
学校名  水戸飯富特別支援学校・小学部6年
作者名 北條  蒼大

丁寧で、頑張り屋の蒼大さん。

釘を一本一本、慎重かつ力強く打ちこみ作品を完成させることができました。
木材についた印(線)に合わせて、ゆっくりとのこぎりを動かして、2種類の木材を三等分にすることができました。
材料の組み合わせも自分で行い、くぎを打つ位置には、錐を上手にクルクルと回して穴をあけることができ、釘を真っ直ぐ打ち込むことができました。

最後に、ニコニコ笑顔の可愛らしい「ゆきだるま」の絵を飾って、ミニすのこが完成しました。

【教諭 岩田 和 】


佳作

タイトル 「木いっぱいの土星」
学校名  水戸飯富特別支援学校・中学部1年
作者名 平 航惺

真っ白な画用紙に、黒い大きな丸がひとつ。
たったこれだけのところから、「惑星」を作り上げました。

これは、「私たちの惑星を作ろう」の単元で取り組んだ作品です。

最初にクレヨンで、目立たせたい木、人、土星全体を描きました。
土星に生息している木と土星に生きている人は、一番時間をかけて描きあげました。
目立つ黄色を選んで、土星全体を丁寧に塗っていきました。
最後に絵の具の青色で、薄く背景を塗っていき、より土星全体が浮かび上がるように仕上げていきました。

美術では、「自由に」表現することが大好きで、いつも豊かな世界観を表現している航惺さん。
今回も航惺さんらしい作品が出来上がりました。

【教諭 佐々木 奈央 】


佳作

タイトル 「シェイプ・オブ・ハート」
学校名  水戸飯富特別支援学校・高等部2年
作者名 菊池 うらら

自分の好きなハートや星の型を使って爽やかな色で作品を仕上げていきました。

作っている時も笑顔で楽しそうに型や絵具を選んで、一つ一つ丁寧に色を付けたり、デザインの配置を考えたりしていきました。

出来上がると本人も嬉しそうに、みんなに見せてくれました。

本人は、いつも笑顔で周りを明るく照らしてくれています。

このステンシルの作品も同じ様に、見る人や使う人を楽しい気分にさせてくれることと思います。

【教諭 飯島 浩之 】

Menu